思い立ったら吉日Blog

東京在住1983年生まれの独身女性が徒然なるままに書いてます。

大家からの一方的な退去命令!?どうしたらいいの!?大家から立ち退きを迫られたらすべきこと。

おはようございますtuyoki(@tuyoki_omokichi)です

 「来月か再来月の頭にでも退去して欲しい」

大家に言われたら、借りてる側は黙って物件を明け渡さないといけないのでしょうか?

答えは「NO」です。

2019年1月31日、隣に住んでる大家が突如我が家を訪問し、「出て行って欲しい」と言って来ました。

この物件には、約11年ほど住んでいました。家賃滞納などはほぼありません。

最初は可もなく不可もなく、良好な関係だったのですが、ある日大家が犬を飼い始めたときから騒音トラブルのようになってしまい、少し気まずい関係になってしまっていました。

大家側からの賃貸借解約申し込みは6カ月前が原則。

それを、この引越シーズンになるころに立ち退けだなんて、何言ってるんだろと呆れながらも、引越費用を出してくれるなら早くこんな大家とは縁を切りたいと思い、物件探しを始めました。

今日は、大家の不合理な立ち退きを迫られた私が、立退料をもらって引っ越しをすることになった記録として書いていきたいと思います。

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1.大家とトラブルになった理由

そもそも何故大家さんとトラブったかというと、ペット飼育による騒音です。

私が入居後、しばらく経ってから、隣に住む大家が犬を飼い始めました。

最初は、ワンワン吠えたり、キャンキャン鳴いたりもしないので、飼っているのかどうかも分からないくらい大人しかったです。

私の住んでいた物件は、賃貸借契約書上、ペットの飼育は禁止。だけど大家だから賃貸借契約なんて関係ないんですよね。

たま~に「・・・あれ、今犬の鳴き声がした?」みたいな程度で、隣の大家なのか、それとも窓の外から聞こえてくる散歩中の声なのかも分からないくらいだったので、最初は全くうるさくなかったので、特に気にしていませんでした。

 

だけど突然、ある日から、朝5:30くらいに、鳴き声とかじゃなくって、奇妙な音が聞こえるようになったんです。

例えると、スーパーボールを床に落としたと想像してみてください。

最初は勢いよく跳ねあがるけど、だんだん床とスーパーボール自体の跳ねる距離が縮むじゃないですか。

スーパーボールが跳ねなくなる前って、止まってもないんだけど、めっちゃ跳ねてるわけでもない状態ってかすかに音しますよね(文系なもので言葉が分からず申し訳ない)。

アレが、毎朝5:30から不規則の間隔で聞こえてくるわけです。

『録音してやる!!』と思っても、『いまだ!!』って思ってスマホの録音アプリを起動している間には止んでしまう。

これがもう、め~~~っちゃストレスでした。

スマホの目覚ましが鳴る前に、意味不明な音で強制的に起こされるのって、本当にストレス以外の何物でもありませんでした。

しかも朝5:30(笑)早いよって。

 

最初はどこからする音なのか(と言っても、隣の大家か下の住民かの2者1択)分からなかったので、不動産屋に電話して相談してみました。

・・・だけど対応がめっちゃ適当なんですよねぇ(笑)

不動産屋は「張り紙でも貼ってみましょうか」と言ったっきり、1週間以上経っても張り紙も何もしてくれませんでした。

不動産屋が張り紙をしてくれるまで我慢しようと思っていたんですけど、毎朝5:30に起こされる毎日にストレスが溜まってしまって大変でした。

音に鈍感な人とか、関係ない人からしたら『たったの1週間くらい我慢しなよ』と思われるかもしれませんが、私にはあの音が不快で不快で仕方がなかったです。

 

決定的に『あぁ、大家か』と思ったのが、犬か猫くらいの動物がダダダダダダッ!!と走り回るような音がしました。

そして、朝も夜も起き上がりこぼしで遊んでるような音するようになりました。

1日中ずーーっと聞こえているというわけではなくて、1日のうちたまーに聞こえてくる程度なんですけど、音って1度気になってイライラしてしまったら、少し聞こえるだけでもイライラし始めちゃって仕方なくないですか?

 

さすがにストレスが溜まって、不愉快な音に我慢の限界になってしまいました。

だけど相手は大家。敵に回すわけにもいかない。

最初はやんわり「大家さんちでも聞こえますか?」という感じで探りに行ってみたら、大家は「え?うち?心当たりはないけど、気をつけますね」と言ってました。

心当たりないなら気をつけようもなくない?

心当たりがないからでしょうね、その後もしばらくはその不愉快な音、止まず(笑)

そして、張り紙も何もしてくれなかった不動産屋には、「張り紙してくれないから自分で大家に言いに行ったからもういい」と電話しました。仕事しろよ。

不動産屋は「階下の人のルンバとかも結構響くんですよね~」と言って来ましたが、ルンバ使ってるの?

もうどうでもよかったので「そういうものですか」と言って電話終了。

ほぼ聞き流ししてやりました。

最初にいた担当者さんはすごく良い人だったけど、あの担当者さんが辞めちゃってから残念不動産屋さんになってしまったようです。

不動産屋って大事ですよね~。

 

2.更新せずに引っ越しをしようとしたけれど

2016年が更新の年だったのですが、実はこの更新の前に、地場の不動産屋さんを数軒訪ね歩いて、他にいい物件がないか探していました。
地場の不動産屋さんって、入るのに緊張しますよね~(;´∀`)
でも、入る前はとってもドキドキしたけど、優しく接してもらえて、地場不動産に対する意識が変わりました(笑)
地場の不動産屋のいいところは、自分たちで直接オーナーとやり取りしている物件をすぐに紹介してもらえるので、「こんな条件のお部屋ってありますか?」と聞いたその日、すぐに物件を見に行けたりしたことも大きなメリットだと思いました。
ただ、残念ながらこの時はなかなかいい条件での物件が見つからず、仕方なく引っ越しを断念。
次の更新(2018年)前になったらまた物件を探そう!!と思い、しばらくあの不愉快な音を我慢しようと決めました。
・・・ですが、しばらくするうちに不愉快な騒音は聞こえなくなっていました。

地場不動産のオススメポイント

・大家さんと直接交渉しているので、空いてる物件をすぐに見せてもらえることがある
・家賃交渉などもしてくださる
・その物件のマイナスポイントもきちんとお話してくださる
・他に空き物件が出たらすぐに教えてくださる

 

3.2018年12月の大家からの連絡

2018年12月、大家から「1階と2階の外壁を工事することになりました。」と書かれたメールが届きました。

ちょうどこの時は体調を崩していたこともあって、わざわざ「分かりました」と返信する必要もないかと思ってそのメールに特に返信しませんでした。

すると今後は我が家に来て、「騒音がうるさくなって住めなくなるかもしれない」「私も出て行くかもしれない」と言って、やんわ~~り「引越し検討してね」と取れることを言われました。

そしてこの時驚いたのが、「2階の人には先月説明したらすぐに引っ越ししてくれた」と言うのです・・・。

え、下の人いなかったの?最初からいつ引っ越してきたのかも分からなかったし、名前の顔も知らなかったけど。

でもなんで私には先月中に言わないわけ?

このときは「工事することはわかりました。騒音がするのも分かりました」と言っただけで終わりました。

よく考えてみたら、日中は仕事で家にいないし、土日も外出してることが多いので、騒音がうるさくても平気かな、としか思いませんでした。

 

4.2019年1月大家から突然の「引越しを検討して」

ところが年が明けた2019年1月、大家がまた我が家に来て、「引越し先探してますか?」と言ってきました。

「外壁工事するだけだと聞いていたので、引越先なんて探していない。」と言うと、

大家も「えっ」と驚いていました。

驚きたいのはこっちだわ。

そして「外壁工事だけじゃなくて、1階から3階までの階段を壊すことになったから、もう3階に上がって来られなくなるから住めなくなる。」「来月か再来月頭には引越して欲しい」と言いだしました。

一瞬でこのふざけた大家に対して怒りがこみあげて来たのですが、「引越費用とか出してもらえるんですか」と聞いたら、「相談させてください」「こちらも引っ越さなきゃいけないから・・・」と。

大家も引っ越すならそれは大変そうだなとは思いましたが、だからって引っ越し費用ももらわずに自分の貯金で引っ越すわけにはいきません。

一方の大家は、「とにかく出て行って欲しい」という態度がありありと出ていました。

引っ越し費用について「相談させて」と大家は言ってたけれど、こちらとしては「引っ越するにはこれだけのお金かかりますけど出してくださいね」という相談のつもりでした。

 

5.不動産会社との交渉

とっても勝手な理由ですが、どうやら引っ越しはしなくちゃいけなさそうなので、休日の予定を潰して大手不動産屋(Aブル)に行くことにしました。

前に行った地場の不動産屋さんにまた行くのもいいかなと思いましたが、地場の不動産屋だと管理している物件が少ないんですよね(;´∀`)

もちろん、全不動産屋が利用している「レインズ」があるので、地場の不動産屋さんでも、どこの物件でも探してもらえるのですが、基本的に私は「不動産会社が大家がどんな人かをしっかり把握している」ということが大事なポイントとして置いています。

もちろん、不動産屋にとってみれば、大家は大事なお客さんなので、基本的には大家の見方。

だけど、ちゃんとした不動産屋であれば、間違った大家には「それはちょっと違いますよ」と注意してくれることを期待していました。

以前物件探しをしていたときは、近所の気になる物件を実際に見に行き、壁に管理会社が書いていないかチェック、自分で管理会社に空きがあるかどうか電話して確認していたのですが、さすがにそれだと時間がかかる・・・!!

そして私は警察か探偵か(笑)

今回は来月か再来月に引っ越してくれと言われていることもあり、大手不動産屋で探してもらおうと思っていざ出陣。 

その後、引っ越しをするまでこの大手不動産の担当者さんと一緒に物件探しをしました。 

6.立退料ってもらえるの?

ところで立退料ってもらえるのでしょうか。

もらえるとしたらいくらぐらい?

ネットで調べると、立退料は6カ月分~10ヶ月分など、結構幅が広い。事案によるんでしょうねぇ。

判例を調べてみてもイマイチ基準という基準がなさそう。

それぞれ事案が違うので、「私とまったく同じ!!」という判例も見つかりません・・・。

そりゃそうか(笑)

そこで、立退料について詳しく書かれている本で勉強してみました(*'ω'*)!!


この本では、「そもそも立退料とは?」というところから、大家さん側であれば、立退料を支払う必要があるのか、借りてる側であれば、立退料をもらえるのかなど判断できるためのチャートなんかも書いてありました。 

もちろん、このチャートに沿ったからといって、必ず立ち退き料が貰える、貰えないというわけではないです。

借りてる側が、家賃を滞納し続けて、大家から「もう出て行って」と言われるような事案なら、「立退料ちょうだい」は土台無理な話ですよね?

むしろ「払ってない家賃払ってくださいね」って話なので。

でも、こういう事情じゃなく、大家からいきなり「出て行って」と言われたなら、立退料の請求はちゃんと検討した方がいいと思います。

この本には過去の判例では立退料がいくらだったのかという資料も載っていました。

自分と同じケースは載ってない・・・と思いながら読み進めて欲しいのですが、それでも、私のように、いきなり大家から立ち退きを迫られた人は必読。
言われるがままに退去してはいけません。

7.契約書に立退料請求できないと書いてあると、立退料は請求できないの!?

さて、今回の私のようなケースでは、立退料ももらわずに、大家から言われるがままに退去する・・・ということはあり得ないパターンであることが分かりました。
ですが、ふと賃貸借契約書を確認していると、私の賃貸借契約書には「乙は名目の如何に拘わらず、甲に対し、移転料、立ち退き料等の請求及び造作物の買取り等の請求は出来ません。」と書いてありました。
乙とは借主、つまり私のことです。

はあ?なにこれ
立退料はもらえないのでしょうか?
しかし!!このように借主側に不利になる条項は無効だそうです。

 

借地借家法第28条によれば、

  1. 建物の賃貸人による第26条第1項の通知又は建物の賃貸借の解約の申入れは、建物の賃貸人及び賃借人(転借人を含む。以下この条において同じ。)が建物の使用を必要とする事情のほか、建物の賃貸借に関する従前の経過、建物の利用状況及び建物の現況並びに建物の賃貸人が建物の明渡しの条件として又は建物の明渡しと引換えに建物の賃借人に対して財産上の給付をする旨の申出をした場合におけるその申出を考慮して、正当の事由があると認められる場合でなければ、することができない。

    参考URL:借地借家法第28条 - Wikibooks

     

と規定されています。

この「財産上の給付をする」というのが、立退料を指しているわけですね。

つまり、今回の私のパターンのように、大家の方から賃貸借契約の解約の申し入れをする場合は、

①大家がその建物を使用する必要性

②賃貸借の従前の経過

③建物の利用状況や建物の現況、それから

④大家さん側から建物の明渡しの条件として(又は建物の明渡しと引き換え)、借主に対して立退料を支払いますと申し出をして、

⑤それでも大家さんとしては立ち退いてもらわなければならない正当事由があって、

やっと立ち退きが認められるってことです。

新築で、立て替える必要もないし、借りてる方もちゃんと毎月家賃払ってるのに、「お金払うからさぁ、出てってよ」なんてことは簡単には認められないですよってことですね(最も、大家が引越費用出してくれるなら退去しますよって場合は別ですけどね。)。

 

8.大家に交渉

大家には「引っ越し費用は全部出してもらいたい」と伝えていました。ところがこの

大家、メールで「全額ってどこまでですか?」と送ってきました(;・∀・) 

私は、引越にかかる初期費用(新しい物件の敷金・礼金・引っ越し代金)のほかに、立退料として25万円、敷金(これは大家から「早期に引っ越しをしてくれるなら敷金はお返ししますという申し出による)の合計金額を支払うように書面で請求しました。

もめ事になりそうなときは、必ず書面やメールなどの文章でやり取りをするようにしましょう。

裁判になったときに、客観的な資料を残しておく必要があります。

重要!

建物を明け渡す、明け渡さない、明け渡すとして立退料はいくらにするかなど、大事なことは口頭でやりとりをせずに、書面でやり取りをするようにしましょう!!

 

引越し業者ですが、3月ってたっかいですねぇ~(;´∀`)

この時期の引っ越しは自腹ではしたくないわ。

私の今の家(3階)と、次の家(5階)それぞれにエレベーターがないせいもあると思いますが、

○ート引越センターでも12万(3月10日の日曜で試算)、

○ーエー引越センターでも12万(3月19日火曜日で試算)でした。。。

こっちとしても全額大家に出させるにしても、出費は少しでも安く抑えたいだろうなと気を使って、大家に見積金額を報告したところ、

「引越し代だけでにそんなにかかるわけない。そんなにかかるななんて信じられない。自分でも聞いてみたけど、5万円ぐらいだと聞いた」

「3月末の土日に引っ越しをしてくれる業者さんを知ってるので、引っ越し代金の清算はこちらでします」
というので、引越業者に関しては大家に任せることにしました。
ところが結局、大家は「引っ越し代金が15万円もかかった!!」と言って怒ってましたので、それぐらいかかったようです(笑)
3月の引っ越しシーズンに、無理やり引っ越ししてくださいって言っておいて5万なんてやっぱり都合よすぎですよね。
知り合いがいるって言ってたけど、結局同じような金額でしたね~。

 

9.大家の反応

引越し業者は大家に任せるとして、私は新居の初期費用と立退料、それから立ち退きにあたっての条件(原状回復費用免除等)を書面で大家に渡しました。

大家、興奮しながら夜10時に我が家に来ました(笑)

訪問するには考えられない時間。常識ないのかな?

起きてるって分かってるにしても、普通来ないよね。

で、大家の主張は「払えない」でした(;´∀`)

払えないって……絶句だよ。

 

約11年住んでて、後半にトラブルがあったけど、家賃滞納もなかったのに。
それで突然「来月か再来月にでも引っ越しして」だの、「退去費用払えない」だの・・・。
大家の言い分としては「こっちだってお金がない。これからこのお部屋の原状回復に一体いくらお金がかかるか分からないのに、引っ越し先も教えてもらえないなんておかしい」だそうです。
それが引越しの初期費用が払えない理由なんだそうです。
おいおい、あなたが「敷金部分もお返しします」って言ったんでしょうよ(;´∀`)
敷金ってなんだか知ってますぅ?(笑)
それに何回も書くけど、こっちは本当に建物を明け渡さなきゃいけないかどうかわからないのに、「出てってくれ」っていうから、任意で立ち退いてあげるわけですよ。
費用も減額してくれって鬼気迫って言って来たから、減額にも応じてあげたのに、原状回復費用請求する気なんですか?
そしたら原状回復費用分上乗せして請求してやりますけど?(笑)
こんな大家に新しい引っ越し先の住所なんか教えたくないですね~ほんと。
ちなみに、次にお世話になる大手不動産会社の支店長に、「大家さんからの一方的な立ち退き要請でも原状回復費用ってこっちが払うものなんですか?」と聞いたところ、

・そもそも大家側から6カ月以内、しかも今回のように、来月、再来月に退去してくれと言ってくる、というのがそもそも普通では考えられない。

・今回のように立ち退きをお願いして、調停や訴訟になったらお互い大変だから任意で立ち退きますよと言ってくれてる借主さんに対して、立ち退き料を減額して欲しいとお願いしてきたうえに、さらに原状回復費用を求めるというのも普通では考えられない。大家側の不動産会社も、普通であれば『今回のように、大家から立ち退きをお願いするのであれば、立退料を払うなどして立ち退いてもらうのは当たり前ですよ』と大家に言うもの。

・もし仮に、大家からの立ち退き依頼だけど、「原状回復費用は払って」と言ってくるのでなら、その分の立ち退き料を上乗せするのが普通。

・もし退去日の立会いで、室内の現状回復に関するチェックシートとかにサインを求めてきたとしたら、サインしない方がいい。そもそも、そんなチェックシートにサインを求めてくる方がおかしい。

と教えていただきました。
ですよね。普通そうですよねー(笑)

おそらくこっちの大家は

・私に請求された約50万円(うち約9万円は敷金返還と前家賃返還)

・引っ越し代15万

・原状回復費用約30万?(実際おいくらなのかわかりませんが、今回私が入居する新しいお部屋の原状回復費用がこれくらいだそうなので、30万円にしてみました。)

合計で100万弱かかる!!
・・・と思っていそうですが、それは自業自得って話。
ちなみにこの大家、引越業者については「あなたが引越しは3月の後半の土曜日がいいと言うからその日にした。私は前から『引っ越し業者はこちらで探しましょうか』と言っていたのに、あなたの返事が遅かった。そのせいで引越費用が高くなって15万円もかかることになってしまった。」と言ってました。
わぁおって思いました。
やっぱり人って、自分が可愛いんですよね。
自分が悪いなんて思いたくないんですよ。
いい年した大人が、しかも不動産経営してて何言ってんですかね~(笑)
人間ってこうやって、自分のとって都合よく記憶を塗り替えていく生き物なんだなって改めて実感しました(笑)
大家は私にゴタゴタと言い訳のような訳の分からないことを言っていましたが、とにかくこちらは条件を書いてハンコも押した合意書を大家の部屋のポストに入れておいたので、あとは大家が観念してハンコを押してくれればいいだけ。
引越しが急、ということは、新しいお家の賃貸借契約も早く契約しなきゃいけないので、本当は即決で大家のハンコをもらいかった。
大家の家に合意書を入れておいたのが金曜日。新しい家の契約は日曜。
もし日曜日に契約したのに、大家から「やっぱ払えないわ」と言われやしないかとドキドキしました。
ま、二重契約になったらその分も大家にお支払いをお願いしますけどね?

10.見事立退料の合意書をもらった

約束の月曜夜。ドキドキしながら帰りました。
自分の家に帰るのにこんなにドキドキしたことないよ(笑)
この期に及んで「払えない」とか言われたらどうしよう・・・そもそもポストに合意書入ってなかったらどうしよう・・・いろんなことが頭をよぎりますが、ちゃんとポストにハンコが押された合意書が入ってました!!
大家も弁護士とかに相談に行って来たって言ってたので、もう1回相談に行ったのかな。自分が負けるって分かってくれてなにより(*'ω'*)
2階の人はすぐに退去に応じてくれたのに、私にはなんでこんなに払わないといけないんだ!!って怒ってるんでしょうけど、悪いのは自分ってことをよく覚えておいて欲しいですね(*´ω`)
というか、不動産経営してるなら、借地借家法とか勉強した方がいいと思いますよ・・・。
大家とはいえ、こういう非常識で無知な大家さんもいますので、困ったものですね~。

 

11.大家側の不動産会社の反応

実は今回の立ち退き騒ぎ、大家は不動産会社を使ってきませんでした。

「隣に住んでるし、不動産屋が入ると面倒でしょ」とかなんとか言ってましたが、「鍵の返却があるから、不動産屋に連絡して欲しい」と言ってきました。
原状回復も免除ですし、何故ここにきて不動産屋?
残置物があっても処分費用は大家もちで合意書も巻いてるし、ハッキリ言って後は出ていくだけでOKなはず。
それでも大家側の不動産会社に連絡してみると、「引っ越し当日に立ち会わせていただきます」だって。
え~~~本当に!?
忙しいよね、引っ越し当日って。
しかも、3月下旬の土曜日に無理やり引っ越しを入れてもらったので、何時から引越しになるかは当日にならないと分からない、と引っ越し業者から言われているのに!!
円満な引っ越しだと、引っ越し後に不動産会社とか大家、それから借主が立ち会って、原状回復について同時に確認し合うものだと思います。
今回は全く円満ではないのですが・・・原状回復もしないし・・・。
粗大ごみを置いていく気はないので、残置物の心配もいらないのにな。
ってもうそんな信頼関係もない状態ですけど(;´∀`) 

12.まとめ

以上、大家からの急な立ち退き要請と立退料をもらうまでの経緯を書いてみました。
訴訟とかにしたらもっと大家に出費させてやれたかな~とか考えちゃいますが、正直言って早く縁を切りたいのと、キレイさっぱり終わらせて、早く新しい生活をしたい。この一心でした(*'ω'*)
みなさんも、もし万が一、大家さんから急に立ち退きをお願いされてもすぐに応じず、もらえるものはもらってから立ち退きましょうね(*'▽')
普通の大家さんなら、向こうから言ってくると思いますけど(;´∀`)

重要ポイント

・大家からの立ち退きに任意で応じる必要はない
・立地、生活状況などで引っ越しをしたくない場合はきちんと相談する
・大家や不動産会社と揉めそうだな、と思ったら、口ではなく、きちんと書面でやり取りを残しておくことで必ず客観的な証拠を残しておくこと
・「こんなもんかなぁ」と思わず、少しでも不安があれば、法テラスや自治体が行っている弁護士への相談サービスを使うのもアリ

ここまで読んでいただきましてありがとうございました(*'▽')
ではまた~(^_^)/